世界観 | 悪霊退治TRPGソウルキーパーズ

現代異能物

　現代社会が舞台で、悪霊や魂など超常存在が認知されています。
　現代異能バトルに出てくる者たちがいるような世界観です。

　ソウルキーパーの所属する組織。
世界中で起こる悪霊絡みの事件を解決します。

　異能を使い悪霊退治する資格です。
その活躍は一般メディアでも報道され、人々に親しまれています。
　悪霊退治できるほどの異能をもつ者は皆、ソウルキーパーの資格取得、悪霊退治への協力を義務付けられています。

　先天性、後天性問わず超常現象を生む力を総じて異能と呼びます。
　千人にひとりの割合で異能持ちはいますが、個々人で能力や強さは異なります。ソウルキーパーの異能の強さは異能持ちの中でトップレベルです。

　ソウルキーパーが悪霊退治の依頼を受ける場所です。
　市役所や教会、寺などソウルキーパーズに所属する団体がそのまま窓口となっているケースもあります。
　そのため、ＳＫ事務所は全国に存在し、危険な悪霊が発生した時は速やかにソウルキーパーへ連絡がいくよう連絡網が敷かれています。

　生物の生命や精神の原動力です。肉体という器で守られていますが、死ぬと魂は外へ出て、霊となります。

　肉体の中にいない魂です。
　異能持ちであれば認識し、意思疎通できます。悪い感情に支配された霊を悪霊と呼びます。

　人に害を加える危険な霊です。
　悪霊は生物の魂を喰らい、成長します。魂の失った肉体は抜殻となります。
　悪霊は倒されると食らった魂を解放して遺物となります。
　狩り場となる心霊スポットをつくりだし、魂を取り込もうとする悪霊が多いです。

　悪霊に関わる事件が発生すると、警察ではなくソウルキーパーズが事件を解決します。
　悪霊の事件は報道されますが、中には陰謀論としてその実在を疑う者もいます。

　　強力な霊や悪霊が怪奇現象を生む空間です。
　心霊スポット内では一般人も霊を見たり触れたりできます。

　悪霊に魂を食われた犠牲者です。
　魂を失った生物は無気力状態となり、思考が停止します。
　魂が肉体に戻ると復活します。

悪霊が残す強力で危険な物品です。
ソウルキーパーズで保管されます。

　一般人でも、霊や異能持ち、怪異がいることを認識しています。
　悪霊退治の様子が一般メディアで報道されていますが、災害や犯罪のように、関わったことがない者は
他人事のように受け取ります。

　霊の発生は主に２種類あります。
　ひとつ目は生物に宿る魂の分離です。肉体の死や幽体離脱で起きます。
　ふたつ目は伝説や噂といった概念から生まれます。こちらは古くは精霊や神、妖などと言われました。

　この世には人ならざる者、怪異が存在します（悪霊とは別です）。怪異はひっそりと生きています。
　怪異が現代社会に住まうには、社会常識の獲得と人間に変身できる『人化認定証』が必要です。
　人間に変身すると、吸血鬼や亜人は人外特徴がない人の姿、竜や異形の怪異は精神年齢に応じた背格好となります。

　悪霊は、その危険度からB・A・Sの３等級に分かれています。

肉体の外にある霊状態の魂しか狙えないザコ悪霊。ソウルキーパーならひとりで対処でき、報奨金は数万。

心霊スポットを生み出せる力を持つボス悪霊。ソウルキーパー複数人で対処し、報奨金は数百万を超えます。

天災並の強大な力を撒き散らす悪霊。
対処には危険な遺物の使用が許可され、報奨金は億を超えるそうです。

　霊魂保護、悪霊退治、遺物保管を目的に政府、協会、寺、神社、軍、民間協力会社などで構成された相互協力組織です。
　SK協会は世界各地にあり、日本SK協会は京都に本部があります。SK協会に所属する団体が各地の事務所として機能します。
　悪霊退治で出た遺物に報奨金も出します。